レース直前の調整法
レース1週間前はコンディションを整え、100%以上の力を発揮して自己記録更新を目指すための大切な調整時期です。
レース前にどのような調整をして本番に臨かは人それぞれではありますが、オススメの調整方法を紹介します。
7日前のペース走
- 6000mペース走(4分20秒/K程度)
- プラスα400m(余裕があればでOK)
本番前の中強度の練習です。ここでは激しい追い込みはせず、気持ち良く終われるペースで大丈夫です。足りなく感じたら400mプラスαで入れることをお勧めします
レース前の大切な期間なので、設定ペースを守ることが出来ない時は思い切って練習を切り上げて下さい。身体が疲れています。
レース直前の刺激走
最終調整でレース前には欠かせない練習です。
レースペースより速く設定することで、身体に刺激が入ります。事前に刺激を入れることにより、レース本番時の体慣らしになります。
- 前日 1000m走(3分30秒/K程度)
- 2日前 1000m走✖️2 or 2000m走 タイムは1000mは前日に同じ、2000m走は7分20秒程度
疲労抜きジョギング
上記の練習日の負荷をかける練習日以外は回復にしてください。
- 軽いジョギング30分(汗をかかない程度)
- レースを意識した200m流し✖️2
軽めのジョギングにて血液を循環させることにより疲労が抜けます。一気に練習量を落とし身体のリカバリーにしましょう。
記録更新や大会に出場する為に、強度の高いトレーニングや走り込みをしてきているので、身体には疲れが溜まった状態だとなかなか結果には結びつきません。練習量を調整し本番に備えましょう。
まとめ
調整は上手くいくこともあれば、失敗することもあるので、しっかりと実施した調整走やタイムは記録するようにしましょう。
調整が上手くいっても本番疲れが出てしまえば思うような結果には繋がらないと思うので調子が良くても追い込み過ぎないように気をつけましょう。
※タイム設定は3000m走で10分台を目指すランナー向けです。自分の目指すタイムでトレーニング内容の変更して下さい。
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